「ゴルフを始めて、どれくらい練習すればコースへ出られる?」 「空振りがある状態でラウンドしても大丈夫?」 「コースデビュー前に、どのクラブまで打てればいい?」 ゴルフを始めたばかりの方にとって、コースデビューは大きな目標の一つです。 練習場でボールを打てるようになると、早く実際のゴルフ場でプレーしてみたいと感じるでしょう。 一方で、コースでは練習場と違い、傾斜、ラフ、バンカー、池、OBなどがあります。 自分の後ろには別の組がいるため、プレーの進行やマナーも意識しなければなりません。 そのため、「もっと上手くなってから行くべきではないか」と不安になる方も少なくありません。 しかし、すべてのクラブでナイスショットを打てるようになるまで、コースデビューを待つ必要はありません。 初心者がコースへ出るために重要なのは、完璧なスイングではなく、安全にボールを前へ進め、同伴者と協力しながら一定のペースでプレーできることです。 この記事では、ゴルフ初心者がコースデビューするまでの期間、必要な練習内容、デビューできるかを判断する基準、初ラウンドで注意したいポイントについて分かりやすく解説します。 コースデビューまでの期間に決まりはない ゴルフを始めてからコースデビューするまでの期間に、明確な決まりはありません。 1か月程度の練習でコースへ出る方もいれば、半年以上練習してからデビューする方もいます。 必要な期間は、主に次の条件によって変わります。 ・練習頻度 ・運動経験 ・レッスンの有無 ・自主練習の内容 ・コースへ一緒に行く人 ・最初に回るコースの難易度 ・ショートコースか18ホールか ・目標とするプレー内容 週2回レッスンや練習をしている方と、月1回だけクラブを握る方では、身につくまでの期間が異なります。 期間だけで判断するのではなく、実際にどのようなプレーができるかを確認しましょう。 一般的には1〜3か月程度が一つの目安 週1回から2回程度練習している初心者であれば、1か月から3か月程度でコースデビューを検討できることがあります。 ただし、この期間はあくまで目安です。 短期間でも、次の内容ができればコースへ出られる可能性があります。 ・ボールをある程度前へ飛ばせる ・短いクラブで小さなショットができる ・パターを使える ・空振りが連続しない ・クラブを安全に扱える ・基本的なマナーを理解している ・同伴者の案内を聞いて行動できる 反対に、半年練習していても、毎回ドライバーだけを打ち、アプローチやパターを練習していない場合は、コースで困る可能性があります。 練習期間より、内容のバランスが重要です。 完璧に打てるまで待つ必要はない 初心者の方は、「ドライバーを真っすぐ打てるようになってから」「7番アイアンで毎回ナイスショットが出てから」と考えることがあります。 しかし、ゴルフでは経験者や上級者でもミスをします。 コースデビュー前に必要なのは、毎回理想的なショットを打つことではありません。 ミスをしても、次のショットを安全に続けられることです。 例えば、次のような状態であれば問題ありません。 ・ドライバーが曲がってもコース内に残ることがある ・アイアンで低い球でも前へ進められる ・トップしても100ヤード程度転がせる ・アプローチで一度は失敗しても次に乗せられる ・長いパットをカップの近くへ運べる 初心者の初ラウンドでは、きれいなショットより、ボールを少しずつ前へ進めることが大切です。 コースデビュー前に必要な最低限の技術 コースへ出る前に、すべてのクラブを使える必要はありません。 まずは、次の基本的なショットを経験しておきましょう。 ティーショット ドライバーまたは打ちやすいクラブで、ティーアップしたボールを前へ飛ばせることが目安です。 必ずドライバーを使う必要はありません。 ユーティリティ、フェアウェイウッド、アイアンの方が安定するなら、そのクラブでティーショットを打っても構いません。 アイアンショット 7番アイアンや9番アイアンなどで、ボールを前へ運べることが重要です。 高く上がらなくても、ある程度同じ方向へ進められれば問題ありません。 アプローチ グリーン周りから、ウェッジで小さなショットを打つ練習をしておきましょう。 ピンへ寄せる必要はありません。 まずは1回でグリーンへ乗せることを目標にします。 パター 短い距離だけでなく、長い距離をカップ付近へ転がす練習も必要です。 毎回1パットで入れる必要はありません。 3パットや4パットを減らすため、距離感を確認しておきましょう。 バンカーショット 可能であれば、コースデビュー前に一度はバンカーショットを経験しておくと安心です。 ピンへ寄せることより、砂ごとボールを外へ出す感覚を覚えましょう。 何ヤード飛べればコースへ出られる? コースデビューに必要な飛距離の明確な基準はありません。 ドライバーで200ヤード以上飛ばなくても、コースは回れます。 重要なのは、飛距離より次の点です。 ・空振りが何度も続かない ・ボールがある程度前へ進む ・大きく左右へ飛んだときに声を出せる ・難しい場所ではボールを拾える ・自分に合う短いティーを選べる ・プレー進行へ配慮できる ドライバーが100ヤードから150ヤード程度でも、前方のティーを使用し、アイアンやウェッジで進めれば18ホールを回ることは可能です。 飛距離が短いことより、ボールを探す時間や準備に時間をかけすぎることの方が、プレー進行へ影響します。 空振りがある状態でもコースデビューできる? 練習場で時々空振りする程度であれば、コースデビューできないとは限りません。 ただし、ほとんどのショットで空振りが続く状態では、18ホールを回るのが難しくなります。 一つの目安として、短いクラブを使った小さなスイングで、10球中7球から8球程度はボールへ当たる状態を目指しましょう。 フルスイングで当たらない場合は、次の方法を使えます。 ・クラブを短く持つ ・足幅を狭くする ・腰から腰までの振り幅にする ・9番アイアンやウェッジを使う ・ティーアップして打つ ・飛距離より芯へ当てることを優先する コースでも、当たらないと感じたら小さなスイングへ戻すことが大切です。 ドライバーを打てなくても大丈夫? ドライバーが苦手でも、コースデビューはできます。 ティーショットでは、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンなどを使用できます。 特に短いホールや左右が狭いホールでは、ドライバーを使わない方が安全な場合もあります。 初ラウンドでは、飛距離より次のショットを打てる場所へ運ぶことを優先してください。 ドライバーで150ヤード飛んで大きく曲がるより、ユーティリティで120ヤードをコース内へ運べる方が、スコアも進行も安定しやすくなります。 ただし、ティーショットの練習自体は行っておきましょう。 コースではティーアップしたボールを打つ場面が多いため、最低でも数球は経験しておくと安心です。 すべてのクラブを使える必要はない 初心者は、キャディバッグに入っているすべてのクラブを使い分けなければならないと考えることがあります。 しかし、初ラウンドでは得意なクラブを中心にプレーして問題ありません。 例えば、次の5本から7本程度でもホールを進められます。 ・ドライバーまたはユーティリティ ・7番アイアン ・9番アイアン ・ピッチングウェッジ ・サンドウェッジ ・パター 長いフェアウェイウッドや5番アイアンが苦手なら、無理に使用する必要はありません。 残り距離が長くても、7番アイアンを2回使って前進する方法があります。 コースデビュー前にルールをすべて覚える必要はない ゴルフのルールは細かく、初心者がすべてを覚えてからコースへ出るのは現実的ではありません。 まずは、頻繁に使う基本だけを理解しましょう。 ・打った回数と罰打を数える ・OB後の基本的な数え方 ・池に入った場合は1罰打で救済を受けることがある ・空振りも1打になる ・ボールを勝手に動かさない ・グリーン上ではマークしてから拾う ・前の組へ打ち込まない ・危険な方向へ飛んだら「ファー」と声を出す 分からない場面では、同伴者やキャディーへ確認すれば問題ありません。 初心者であることを事前に伝えておくと、教えてもらいやすくなります。 マナーと安全は技術より先に覚える コースデビュー前に、ショット技術と同じくらい大切なのがマナーと安全です。 特に次の内容は覚えておきましょう。 ・人が打つときは静かにする ・打つ人の近くに立たない ・素振りの前に周囲を確認する ・前の組が飛距離内にいる場合は打たない ・隣のホールへ飛んだら声を出す ・自分の順番までに準備する ・クラブを複数本持って移動する ・バンカーをならす ・ボールマークを直す ・グリーン上で走らない ・スコアは次のホールで記入する ショットが上手くても、安全やマナーを守れなければ周囲へ迷惑をかけます。 反対に、ミスが多くても、準備と行動が早く、周囲へ配慮できれば、同伴者もサポートしやすくなります。 プレーファストを理解しているか 初心者のコースデビューで最も不安になりやすいのが、プレーの遅れです。 しかし、スコアが多いことだけでプレーが遅くなるわけではありません。 次の行動を意識すれば、初心者でもスムーズに進められます。 ・自分のボールを最後まで見る ・予備のボールをポケットへ入れる ・クラブを2本から3本持って移動する ・自分の番が来る前に準備する ・素振りは1回から2回にする ・ボール探しに時間をかけすぎない ・グリーン周りではパターも持つ ・ホールアウト後はすぐ移動する ショットは落ち着いて行い、ショット以外の準備と移動を早くすることがポイントです。 初ラウンドは経験者と一緒に行く コースデビューでは、ゴルフ経験のある人と一緒に回ることをおすすめします。 経験者がいれば、次のような場面でサポートしてもらえます。 ・受付からスタートまでの流れ ・使用するティー ・クラブ選択 ・カートの動かし方 ・スコアの数え方 ・OBや池の処置 ・グリーン上のマナー ・プレー進行 ・後半のスタート時間 ・精算までの流れ ただし、経験者であれば誰でもよいとは限りません。 初心者を急かさず、基本を簡潔に教えてくれる人と一緒に行くと安心です。 同伴者へ初心者だと伝える 初めてのラウンドであることは、事前に同伴者へ伝えておきましょう。 初心者だと伝えることで、使用ティー、プレー方法、独自ルールなどを相談できます。 例えば、次のように伝えます。 「今回が初めてのコースなので、動き方で気づいたことがあれば教えてください」 「プレーが遅れないようにしたいので、クラブの持ち方なども教えてください」 初心者であることを隠して無理をするより、最初から共有する方が、組全体で協力しやすくなります。 最初はショートコースでもいい いきなり18ホールの本コースへ行くのが不安な場合は、ショートコースから始める方法があります。 ショートコースは、一般的にパー3を中心とした短いホールで構成されています。 主にアイアン、ウェッジ、パターを使用するため、初心者でも挑戦しやすいでしょう。 ショートコースのメリットは次のとおりです。 ・プレー時間が短い ・料金を抑えやすい ・アプローチとパターを多く経験できる ・実際の芝から打てる ・グリーン上のマナーを学べる ・18ホールより体力的な負担が少ない ただし、短いホールでも安全とマナーは必要です。 前の組への打ち込みやプレー進行には注意しましょう。 ハーフラウンドから始める方法 18ホールを回る体力や集中力に不安がある場合は、9ホールのハーフラウンドから始める方法もあります。 ハーフラウンドなら、18ホールより短い時間で実戦を経験できます。 確認できる内容は次のとおりです。 ・ティーショット ・傾斜からのショット ・ラフ ・バンカー ・グリーン ・カート移動 ・スコアの数え方 ・プレーの流れ 9ホールを経験した後に課題を練習し、次回18ホールへ挑戦する方法もおすすめです。 初心者向けコースを選ぶ 初ラウンドでは、難易度の高いコースを避け、自分の飛距離に合うコースを選びましょう。 初心者向けのコースには、次のような特徴があります。 ・総距離が短い ・前方のティーが設置されている ・フェアウェイが比較的広い ・高低差が少ない ・池やOBが少ない ・グリーン周りが極端に難しくない ・初心者向けプランがある ・乗用カートを利用できる 料金や知名度だけで選ばず、コースレイアウトや口コミ、施設案内も確認しましょう。 経験者やレッスンコーチに相談する方法もあります。 前方のティーを使用する 初ラウンドでは、距離の短い前方ティーを使用して問題ありません。 「男性だから白ティー」「女性だから赤ティー」と決める必要はありません。 自分の飛距離や経験に合うティーを選びましょう。 前方ティーを使うことで、次のメリットがあります。 ・パー4の残り距離が短くなる ・長いクラブを使う回数が減る ・ショット数を減らしやすい ・池や谷を越えやすくなる ・プレー進行が良くなる ・アイアンやアプローチを経験しやすい 初ラウンドの目的は、難しい距離から苦戦することではありません。 コースの流れを覚え、安全に18ホールを経験することです。 初ラウンドではスコアを目標にしすぎない 初めてのコースでは、練習場と同じように打てないことがあります。 マットではなく芝から打ち、毎回ボールの場所や傾斜が変わるからです。 さらに、後ろの組、池、OBなどを意識し、緊張することもあります。 初ラウンドでは、スコアより次の目標がおすすめです。 ・安全にプレーする ・18ホールの流れを覚える ・マナーを守る ・自分のボールを最後まで見る ・クラブを複数本持って移動する ・グリーン上での行動を覚える ・同伴者と楽しく回る ・次の練習課題を見つける スコアは正しく記録しながらも、数字だけで成功や失敗を判断しないようにしましょう。 初ラウンドのスコアはどれくらい? 初ラウンドのスコアは、人によって大きく異なります。 100台前半で回れる方もいれば、150打以上かかる方もいます。 初めてのラウンドでは、スコアだけで実力を判断する必要はありません。 大切なのは、どこで打数を使ったかを確認することです。 ・OBが多かった ・ボール探しに時間がかかった ・アプローチで何度も打った ・バンカーから出なかった ・3パットや4パットが多かった ・クラブ選択に迷った ・傾斜から当たらなかった 初ラウンドで見つかった課題は、今後の練習内容を決める材料になります。 初心者向けの最大打数を決める プライベートなラウンドでは、プレー進行のため、一定の打数でボールを拾う方法を同伴者と決める場合があります。 例えば、パーの3倍を上限にする方法です。 ・パー3:9打 ・パー4:12打 ・パー5:15打 ただし、これは正式なストロークプレーのルールとは異なります。 初心者向けの進行方法として使用する場合は、スタート前に同伴者全員で確認しましょう。 競技や正式なスコアを提出する場合は、定められたルールに従う必要があります。 バンカーから出ない場合の対応 初ラウンドでは、バンカーから何度打っても出ないことがあります。 仲間内の練習ラウンドでは、一定回数挑戦した後、ボールを外へ出して進める方法を決める場合があります。 例えば、2回または3回打って出なければ、安全な場所から再開します。 この方法も正式なルールとは異なるため、スタート前に確認が必要です。 コースデビュー前に、最低でもバンカーからボールを外へ出す練習を数回行っておくと安心です。 初ラウンド前に準備したい持ち物 コースデビューでは、道具不足によってプレーが止まらないように準備しましょう。 主な持ち物は次のとおりです。 ・ゴルフクラブ ・キャディバッグ ・ゴルフシューズ ・ゴルフグローブ ・ゴルフボール ・ロングティー ・ショートティー ・ボールマーカー ・グリーンフォーク ・帽子 ・タオル ・飲み物 ・着替え ・雨具 ・防寒具または暑さ対策用品 ・健康保険証や必要な薬 初心者はボールをなくしやすいため、最低でも1ダース程度あると安心です。 予備のグローブや靴下もあると、雨や汗に対応できます。 ボールは高価なものを使う必要はない 初ラウンドでは、OB、池、ロストボールによって複数のボールをなくす可能性があります。 最初から高価なボールだけを用意する必要はありません。 なくしても気持ちを切り替えやすい価格帯のボールを選びましょう。 ただし、傷が大きいボールや状態の悪いボールは、飛び方や転がりが安定しない場合があります。 自分のボールが分かるように、油性ペンで印を付けておくことも大切です。 前日は練習しすぎない 初ラウンドが不安だからといって、前日に何百球も打つ必要はありません。 打ちすぎると、手、腰、肩などに疲労が残る可能性があります。 前日の練習は、次の内容を軽く確認する程度にしましょう。 ・グリップ ・小さなウェッジショット ・7番アイアン ・ティーショット ・アプローチ ・パター ・ルーティン 新しいスイング修正を始めるのではなく、今できる動きを確認してください。 持ち物やゴルフ場までのルートも前日に準備しましょう。 当日は1時間前を目安に到着する コースデビュー当日は、スタート時間の1時間前を目安に到着しましょう。 初めて利用するゴルフ場なら、さらに余裕を持っても構いません。 到着後には、次の準備があります。 ・キャディバッグを預ける ・受付 ・着替え ・貴重品の管理 ・練習 ・トイレ ・飲み物の準備 ・スタート場所への移動 時間ぎりぎりに到着すると、焦った状態で朝一のティーショットを打つことになります。 落ち着いて流れを確認できるよう、早めに行動しましょう。 スタート前の練習は短いクラブから ゴルフ場に練習場がある場合は、ウェッジから打ち始めましょう。 おすすめの順番は次のとおりです。 1.小さなウェッジショット 2.9番アイアン 3.7番アイアン 4.ユーティリティ 5.ドライバー 6.最後にウェッジ いきなりドライバーを全力で振ると、身体が動かずミスやけがにつながる可能性があります。 練習球は20球から30球程度でも十分です。 スイングを直すのではなく、身体を温め、その日の球筋を確認することが目的です。 朝一は得意なクラブで打つ 初ラウンドの朝一は緊張しやすいため、必ずドライバーを使う必要はありません。 自分が最も安心して振れるクラブを選びましょう。 ユーティリティやアイアンで距離が短くなっても、コース内へボールが残れば十分です。 朝一の成功条件は、遠くへ飛ばすことではありません。 次のショットを打てる場所へ運ぶことです。 7割から8割程度の力で振り、フィニッシュまでバランスよく立つことを目標にしましょう。 難しい場所から無理に打たない 初ラウンドでは、林、深いラフ、木の根元、急な斜面などへボールが行くことがあります。 そのような場所から、グリーンを直接狙う必要はありません。 次のように安全な判断をしましょう。 ・林からは横へ出す ・深いラフでは短いクラブを使う ・木の根元では無理に振らない ・急斜面ではボールを拾う選択も相談する ・池越えが難しければ横へ刻む ・バンカーでは広い方向へ出す 1打を取り返そうとして難しいショットを選ぶと、さらに時間と打数を失う可能性があります。 疲れたら小さく振る 18ホールのラウンドは、初心者が想像している以上に体力を使います。 後半になると、足や腰が疲れ、スイングのバランスが崩れやすくなります。 疲れた場合は、次のように調整しましょう。 ・クラブを短く持つ ・振り幅を小さくする ・1番手大きいクラブを使う ・ドライバーを使わない ・安全な方向へ打つ ・水分とエネルギーを補給する 疲れているのに飛距離を出そうとすると、力みや大きな曲がりにつながります。 初ラウンド後に確認したいこと ラウンドが終わったら、スコアだけでなくプレー内容を振り返りましょう。 確認したい項目は次のとおりです。 ・ティーショットは何回コース内に残ったか ・空振りやチョロは何回あったか ・得意だったクラブ ・使いにくかったクラブ ・100ヤード以内で何打使ったか ・アプローチを1回で乗せられたか ・パット数 ・OBや池の回数 ・プレー進行で困った場面 ・ルールやマナーで分からなかったこと ・身体の疲れや痛み 次回の練習では、最も打数を使った部分から改善しましょう。 コースへ出ることで分かる課題がある 練習場だけでは、自分の本当の課題が分からないことがあります。 コースへ出ると、次のようなことが見えてきます。 ・平らな場所以外から打てない ・ラフでクラブ選択が分からない ・残り距離を判断できない ・アプローチの距離感が合わない ・パターの速さに対応できない ・人に見られると緊張する ・ミスの後に焦る ・クラブを持って移動するのを忘れる ・体力が後半まで続かない コースデビューは、練習の完成を確認する場所ではありません。 今後の練習課題を見つける機会でもあります。 コースデビューを先延ばしにしすぎない 「もっと上手くなってから」と考え続けると、何年練習してもコースへ出られないことがあります。 練習場とコースでは条件が異なるため、練習場だけでコースに必要な能力をすべて身につけることはできません。 最低限の安全、マナー、プレー進行を理解し、経験者のサポートを受けられるなら、一度コースを経験することも上達につながります。 ただし、空振りが連続する、クラブを安全に振れない、周囲を確認できない状態なら、もう少し基礎練習を続けましょう。 コースデビューできるかのチェックリスト 次の項目を確認してみましょう。 ・短いクラブなら10球中7球程度は当たる ・ティーアップしたボールを前へ飛ばせる ・小さなアプローチができる ・パターを使ったことがある ・空振りが何度も連続しない ・クラブを振る前に周囲を確認できる ・危険な方向へ飛んだら声を出せる ・人が打つときに静かにできる ・自分の順番までに準備できる ・クラブを複数持って移動することを理解している ・前の組へ打ち込んではいけないと理解している ・初心者をサポートしてくれる同伴者がいる ・自分に合う前方ティーを選べる ・分からないことを質問できる すべてを完璧にできなくても構いません。 安全と進行に関わる項目を優先してください。 まとめ ゴルフ初心者がコースデビューするまでの期間に、明確な決まりはありません。 週1回から2回程度練習している方であれば、1か月から3か月程度が一つの目安になります。 ただし、期間だけでなく、ボールをある程度前へ進められること、アプローチとパターを経験していること、安全やマナーを理解していることが重要です。 ドライバーで200ヤード以上飛ばす必要はなく、すべてのクラブを使える必要もありません。 苦手なクラブは無理に使わず、7番アイアンやユーティリティなど、自分が安心して打てるクラブを中心にプレーしましょう。 初ラウンドでは、前方のティーや初心者向けのコースを選び、経験者と一緒に回ると安心です。 スコアだけを目標にせず、安全に18ホールを回ること、マナーとプレーの流れを覚えること、今後の練習課題を見つけることを大切にしてください。 大阪市生野区のGOLF STUDIO SHADOWでは、初心者の方に向けて、グリップやスイングの基礎から、アプローチ、パター、コースデビュー前のルールやマナーまで段階的にアドバイスしています。 いつコースへ出ればよいか分からない方や、初ラウンドに向けて必要な練習を整理したい方も、お気軽にご相談ください。

query_builder 2026/08/23
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「初めてのラウンドで失敗しないか不安」

「初心者はコースでどんなミスをしやすい?」

「周りに迷惑をかけずに18ホール回れるか心配」

ゴルフを始めた方にとって、初めてのラウンドは楽しみである一方、不安も多いものです。

練習場では同じ場所から何球も打てますが、コースでは毎回ボールの位置や状況が変わります。

芝、ラフ、傾斜、バンカー、池、OB、風など、練習場にはない要素へ対応しなければなりません。

さらに、ショットだけでなく、ゴルフ場での受付、カートの使い方、クラブの持ち運び、スコアの数え方、プレーの順番なども覚える必要があります。

そのため、初ラウンドでは技術的なミスだけでなく、準備不足や動き方の間違いによって慌てることがあります。

しかし、初心者が失敗すること自体は問題ではありません。

大切なのは、よくある失敗を事前に知り、安全とプレー進行に配慮しながら対応することです。

この記事では、ゴルフ初心者が初ラウンドでやりがちな失敗と、その対策を分かりやすく解説します。

初ラウンドでは失敗して当然

初めてコースへ出ると、練習場のようにボールへ当たらないことがあります。

練習場では平らなマットから打ち、同じクラブで何球も続けて練習できます。

一方、コースでは次のような違いがあります。

・毎回違うクラブを使う
・芝の上から打つ
・ボールの位置が変わる
・傾斜がある
・後ろの組が気になる
・OBや池が目に入る
・一球で結果を出す必要がある
・長時間歩いたりカートへ乗ったりする
・前のミスを引きずりやすい

普段よりミスが増えても不思議ではありません。

初ラウンドの目的は、ベストスコアを出すことではなく、コースの流れを経験し、今後の課題を見つけることです。

ゴルフ場へ到着する時間が遅い

初心者がやりがちな失敗の一つが、スタート時間の直前に到着することです。

ゴルフ場では、到着してすぐにティーショットを打てるわけではありません。

スタート前には、次の準備があります。

・キャディバッグを預ける
・受付をする
・ロッカーで着替える
・貴重品を預ける
・トイレを済ませる
・練習場へ行く
・パターを練習する
・飲み物や小物を準備する
・スタート場所へ移動する

到着が遅れると、着替えや準備を急ぐことになり、同伴者を待たせる可能性があります。

対策

スタート時間の1時間前を目安に到着しましょう。

初めて利用するゴルフ場なら、1時間15分前から1時間30分前に到着すると安心です。

道路の渋滞も考え、早めに出発してください。

スタート時間を集合時間だと思う

ゴルフ場のスタート時間は、クラブハウスへ到着する時間ではありません。

基本的には、その時間に第1打を打てるように準備しておく必要があります。

例えば、8時スタートなら、8時に受付へ行くのでは遅すぎます。

対策

遅くともスタート時間の10分前には、指定されたティーイングエリア付近へ移動しましょう。

コンペや団体では、15分前集合が指定されることもあります。

受付時に、アウトとインのどちらからスタートするかも確認してください。

持ち物が足りない

初ラウンドでは、練習場で必要な物だけを持って行き、コース用の小物を忘れることがあります。

忘れやすい物には、次のようなものがあります。

・予備のボール
・ロングティー
・ショートティー
・ボールマーカー
・グリーンフォーク
・予備のグローブ
・タオル
・飲み物
・雨具
・帽子
・着替え
・日焼け止め
・防寒具

ボールやティーが足りないと、同伴者から借りることになり、プレー進行にも影響します。

対策

前日に持ち物をまとめ、チェックリストを使って確認しましょう。

初心者はボールをなくしやすいため、少なくとも1ダース程度用意すると安心です。

グローブは雨や汗でぬれる可能性があるため、予備を1枚持っておきましょう。

ボールをキャディバッグに入れたままにする

ボールをなくすたびに、カートやキャディバッグへ取りに戻る初心者は少なくありません。

特にOBや池が続くと、そのたびに移動が必要になり、プレーが遅れます。

対策

予備のボールを2個程度、ポケットへ入れておきましょう。

自分が使用しているボールのブランド、番号、印も確認してください。

複数のボールを持つ場合は、誤球を防ぐために油性ペンで識別マークを付けておくと安心です。

練習場で打ちすぎる

初ラウンド前は不安から、練習場で大量のボールを打ちたくなることがあります。

しかし、スタート前に打ちすぎると、身体が疲れたり、スイングを考えすぎたりする可能性があります。

特にドライバーを何十球も全力で振ると、朝一の時点で疲労が残ります。

対策

スタート前の練習は20球から30球程度でも十分です。

ウェッジから始め、徐々に長いクラブへ移りましょう。

目的はスイングを直すことではなく、身体を温め、その日の球筋とリズムを確認することです。

朝一からドライバーを全力で振る

初ラウンドでは、「ドライバーで遠くへ飛ばしたい」という気持ちが強くなります。

しかし、朝一は身体が十分に動かず、緊張もあるため、全力で振ると大きく曲がりやすくなります。

対策

朝一は7割から8割程度の力で振りましょう。

ドライバーに自信がなければ、ユーティリティやアイアンを使っても構いません。

成功の基準は飛距離ではなく、次のショットを打てる場所へ運ぶことです。

練習場と同じスイングをしようとする

コースでは、練習場のように平らで打ちやすい場所ばかりではありません。

傾斜や深いラフでも、いつもと同じフルスイングをしようとすると、バランスを崩しやすくなります。

対策

打ちにくい場所ほど、クラブを短く持ち、振り幅を小さくしましょう。

飛距離よりミート率を優先します。

傾斜ではフィニッシュまで大きく振り切ろうとせず、足元を安定させてコンパクトに打つことが大切です。

毎回ドライバーを使う

パー4やパー5では、必ずドライバーを使わなければならないと思っている初心者もいます。

しかし、左右が狭いホールや、ドライバーの落下地点に池やバンカーがある場合は、別のクラブの方が安全です。

対策

ティーショットの目的を、できるだけ遠くへ飛ばすことではなく、次を打ちやすい場所へ運ぶことと考えましょう。

ユーティリティ、フェアウェイウッド、アイアンなど、自分が安定して使えるクラブを選んでください。

飛距離を実際より多く考える

練習場で一度だけ出た最大飛距離を基準にクラブを選ぶと、池やバンカーを越えられないことがあります。

例えば、ドライバーが一度200ヤード飛んでも、普段の平均が160ヤードなら、200ヤードを基準にしてはいけません。

対策

クラブ選択では、最大飛距離ではなく平均キャリーを使いましょう。

池やバンカーを越える場面では、総飛距離ではなく、空中を飛ぶ距離が重要です。

不安な場合は、無理に越えず、手前へ刻む判断も必要です。

ピンばかり狙う

初心者は、グリーンを狙うときにピンだけを見る傾向があります。

しかし、ピンがグリーンの端にあり、近くにバンカーや池がある場合、直接狙うと大きなミスにつながります。

対策

基本はグリーン中央を狙いましょう。

ピンへ寄せることより、グリーンへ乗せることが優先です。

グリーンを外しても、次のアプローチが簡単になる場所を選びます。

林からグリーンを狙う

ティーショットが林へ入ると、木の間からグリーンが見えることがあります。

初心者は、その隙間を通して一気に取り返そうとしがちです。

しかし、木に当たると再び林の中へ残り、大たたきにつながります。

対策

林からはフェアウェイへ戻すことを最優先にしましょう。

横や後ろへ出す必要がある場合もあります。

1打を使って安全な場所へ戻す方が、結果的に少ない打数で上がれる可能性が高くなります。

木の根元から無理に打つ

ボールが木の根元にある場合、わずかな隙間から打てそうに見えることがあります。

しかし、クラブが根や幹に当たると、手首や肘を痛めたり、クラブを破損したりする危険があります。

対策

安全に振れない場合は、アンプレヤブルなどの処置を検討しましょう。

プライベートな初心者ラウンドでは、同伴者へ相談し、安全な場所へ移動する方法を決めることもあります。

1打を惜しんでけがをする必要はありません。

深いラフから長いクラブを使う

残り距離が長いと、フェアウェイウッドやユーティリティを使いたくなります。

しかし、深いラフでは芝の抵抗が強く、長いクラブではボールが前へ出ないことがあります。

対策

ボールが深く沈んでいる場合は、ウェッジやショートアイアンを使いましょう。

飛距離ではなく、まずフェアウェイや打ちやすい場所へ戻すことが重要です。

ラフでは、残り距離よりボールの状態を優先してクラブを選びます。

バンカーからピンを狙いすぎる

初ラウンドでバンカーへ入ると、早くピンへ寄せたいと考えます。

しかし、ピン方向のあごが高い場合、何度打っても出ないことがあります。

対策

まずは最も低い方向、広い方向へ出しましょう。

ピンから離れても、バンカーを1回で出せれば十分です。

バンカーショットでは、ボールを直接きれいに打とうとせず、ボールの手前の砂ごと外へ運ぶ意識を持ちます。

アプローチで毎回ボールを上げようとする

グリーン周りでは、高く上げてピンの近くへ止めるショットに憧れる方もいます。

しかし、ロフトの大きいウェッジで高く上げるには技術が必要です。

トップやダフリが出ると、グリーンの反対側まで飛んだり、ほとんど前へ進まなかったりします。

対策

ボールを上げる必要がなければ、パターやピッチングウェッジで転がしましょう。

転がすショットは振り幅が小さく、ミスの幅も抑えやすくなります。

初ラウンドでは、寄せることより1回でグリーンへ乗せることを目標にしてください。

長いパットを入れようとする

長いパットでカップを狙いすぎると、強く打ちすぎて反対側へ大きくオーバーすることがあります。

その結果、3パットや4パットが増えます。

対策

長いパットでは、入れることより次を入れやすい距離へ寄せることを考えましょう。

カップを中心とした大きな円を想像し、その範囲へ止めることを目標にします。

スタート前の練習グリーンでは、短いパットだけでなく長い距離の練習も行ってください。

ボールの行方を見ていない

ショット後にすぐティーやクラブを見たり、ミスをして下を向いたりすると、ボールがどこへ行ったか分からなくなります。

その結果、広い範囲を探すことになり、プレーが遅れます。

対策

ショット後はボールが見えなくなるまで確認しましょう。

木、バンカー、看板、カート道など、落下地点付近の目印を決めます。

同伴者のボールも可能な範囲で見ておくと、組全体の進行が良くなります。

OBの可能性があるのに暫定球を打たない

ボールがOBや林へ飛んだ際、「多分見つかるだろう」と考えて、そのまま前へ進むことがあります。

現地で見つからなければ、元の場所へ戻る必要があり、進行が大きく遅れます。

対策

OBやロストの可能性がある場合は、暫定球を打ちましょう。

打つ前に「暫定球を打ちます」と明確に宣言します。

最初のボールが見つかれば暫定球を拾い、見つからなければルールに従って暫定球で続けます。

ボールをいつまでも探す

高価なボールやお気に入りのボールをなくすと、長く探したくなります。

しかし、ボール探しに時間をかけすぎると、後続組を待たせます。

対策

ボールが飛んだ位置を全員で確認し、効率よく探しましょう。

見つからない場合は、決められた時間内で切り上げます。

初ラウンドでは、なくしても気持ちを切り替えやすい価格帯のボールを使用する方法もおすすめです。

自分の番になってからクラブを選ぶ

ほかの人が打ち終わってから残り距離を測り、カートへクラブを取りに行くと、プレーが遅れます。

対策

同伴者のプレーを妨げない範囲で、自分の順番になる前に準備しましょう。

確認する内容は次のとおりです。

・残り距離
・ボールのライ
・風向き
・危険な場所
・使うクラブ
・狙う方向

準備は早く、ショットは落ち着いて行うことが大切です。

クラブを1本だけ持ってボールへ向かう

カートからボールまで離れている場合、1本だけ持って行くと、実際の距離やライに合わないことがあります。

そのたびにカートへ戻ると時間がかかります。

対策

候補となるクラブを2本から3本持って移動しましょう。

残り距離が130ヤード前後なら、7番、8番、9番アイアンを持つなど、幅を持たせます。

グリーン周りではウェッジとパターを一緒に持ってください。

グリーン周りへパターを持って行かない

グリーン近くでアプローチを打った後、ボールが乗ってからパターを取りに戻る初心者は少なくありません。

対策

グリーン周りへ行く際は、ウェッジとパターを一緒に持ちましょう。

バンカーがある場合は、サンドウェッジも持ちます。

使わないクラブは、グリーンとカートの間など、次に通る場所へ置いてください。

クラブをグリーンの反対側へ置く

アプローチで使ったクラブを、カートと反対側へ置くと、ホールアウト後に取りへ戻る必要があります。

プレーが遅れるだけでなく、置き忘れの原因になります。

対策

クラブは次のホールへ向かう動線上へ置きましょう。

深いラフの中ではなく、見つけやすい場所へ置きます。

グリップ部分へタオルを巻くなど、目立たせる方法もあります。

素振りを何度も繰り返す

不安になると、安心できるまで何度も素振りをする初心者がいます。

しかし、回数が増えるほど疲れ、スイングについて考えすぎる可能性があります。

対策

素振りは1回から2回程度にしましょう。

何を確認する素振りなのかを明確にします。

リズムや振り幅を確認したら、速やかにアドレスへ入りましょう。

アドレスで長く止まる

構えた後に、身体の動きやミスを考え続けると、身体が固まります。

プレー時間も長くなり、ナイスショットの確率も下がりやすくなります。

対策

クラブ、狙い、スイングのイメージはボールの後ろで決めましょう。

アドレスへ入った後は、目標を確認して自然なタイミングで打ちます。

迷いが出た場合は、構えたまま止まらず、一度アドレスを解いて仕切り直してください。

ミスのたびにスイングを直そうとする

トップが出たら頭を残し、スライスが出たら手を返し、ダフったら体重移動を変えるなど、ミスのたびに別の修正をすると混乱します。

対策

ラウンド中の技術的な意識は一つ程度に絞りましょう。

例えば、次のようなシンプルな内容です。

・ゆっくり振る
・フィニッシュまで立つ
・クラブを短く持つ
・7割で振る
・ボールを見続ける

大きなスイング修正は、ラウンド後に練習場で行います。

ミスをすぐ取り返そうとする

OBやダフリが出ると、次のショットで遠くへ飛ばし、失った1打を取り返したくなります。

しかし、無理なクラブや狙いを選ぶと、さらにミスが重なります。

対策

ミスの後ほど安全なクラブと狙いを選びましょう。

林からは横へ出す、深いラフでは短いクラブを使う、グリーン中央を狙うなど、通常のプレーへ戻すことを優先します。

失った1打を、その場で取り返す必要はありません。

スコアを数えることに集中しすぎる

初ラウンドでは打数が多くなり、何打目か分からなくなることがあります。

そのたびに長時間考えると、プレーの流れが止まります。

対策

ショットごとに「次が3打目」などと頭の中で確認しましょう。

ホールアウト後は、ティーショット、セカンド、アプローチ、パターの順番を思い出します。

初心者向けのスコアカウンターを使う方法もあります。

ただし、罰打は別に加える必要があります。

OBや池の数え方を間違える

初心者が特に混乱しやすいのが、ペナルティ後のスコアです。

ティーショットがOBになった場合、打ち直しを2打目と考えてしまうことがあります。

対策

基本は「打った回数+罰打」で数えます。

ティーショットがOBの場合は、1打目のショットと1罰打が加わり、打ち直しは3打目です。

池へ入り、1罰打で救済を受けた場合も、次のショットは3打目です。

ゴルフ場の前進4打を使う場合は、特設ティーから4打目として打ちます。

前進4打の場所が分からない

ゴルフ場によっては、ティーショットがOBになった場合に使用する特設ティーがあります。

初心者は案内を見落とし、どこから打てばよいか分からなくなることがあります。

対策

スタート前にスコアカードやローカルルールを確認しましょう。

ティーイングエリアの看板に、前進4打や特設ティーの案内が書かれている場合があります。

分からない場合は、同伴者やキャディーへ確認してください。

グリーン上でボールをそのまま拾う

グリーンへ乗ったボールは、自由に拾えると考える初心者もいます。

しかし、ボールを拾う前には位置をマークする必要があります。

対策

ボールの後ろへマーカーを置き、その後にボールを拾いましょう。

ボールを戻す際は、マーカーの前へ元の位置どおりに置きます。

ボールを拭くだけの場合も、先にマークしてください。

同伴者のパッティングラインを踏む

グリーン上では、同伴者のボールとカップを結ぶラインを踏まないように歩く必要があります。

初心者は自分のボールだけを見て、ほかの人のラインを横切ることがあります。

対策

グリーンへ上がったら、全員のボール位置を確認しましょう。

ラインを避けて外側を歩くか、必要に応じてまたぎます。

カップの周辺も必要以上に踏まないよう注意してください。

人がパターを打つときに動く

同伴者がパターを打つときに、クラブを拾ったり、次の場所へ歩いたりすると、視界に入り集中を妨げます。

対策

同伴者が構えたら、話さず動かず待ちましょう。

プレーヤーやカップの真後ろを避け、視界へ入りにくい位置に立ちます。

自分の影がボールやパッティングラインへかかっていないかも確認してください。

グリーン上でスコアを書く

全員がホールアウトした後、グリーン上でスコアを確認すると、後続組が打てません。

対策

ホールアウトしたら、速やかにグリーンを離れましょう。

スコアは次のティーイングエリアへ移動してから記入します。

ウェッジやパターの忘れ物がないか確認し、カートへ戻ってください。

バンカーをならさず出る

バンカーショットに成功すると安心し、そのままグリーンへ向かってしまうことがあります。

しかし、足跡やショット跡を残すと、後のプレーヤーが不利になります。

対策

バンカーへ入る際は、レーキの場所を確認しましょう。

ショット後は、自分が歩いた範囲とボールを打った場所をならします。

できるだけ低い場所から入り、同じ場所から出ると、ならす範囲を小さくできます。

ボールマークを直さない

グリーンへボールが落ちると、芝がへこむことがあります。

初心者は自分のボールを探すことに集中し、ボールマークを見落とす場合があります。

対策

グリーンへ乗ったら、自分のボール周辺にへこみがないか確認しましょう。

グリーンフォークを使い、周囲から中心へ芝を寄せるように直します。

最後にパターの底で軽くならしてください。

カートの運転を急ぎすぎる

プレー進行を意識するあまり、カートを急発進させたり、全員が乗る前に動かしたりすると危険です。

対策

カートを動かす前に、全員が安全に乗っているか確認しましょう。

下り坂やカーブでは速度を落とします。

自走式、リモコン式、フェアウェイ乗り入れなど、ゴルフ場ごとのルールに従ってください。

プレーファストより安全が優先です。

カートへスマートフォンや距離計を置き忘れる

カートの前方収納や座席付近に、スマートフォン、距離計、サングラスなどを置き、そのまま忘れることがあります。

対策

貴重品や小物の置き場所を決めましょう。

使用後は毎回同じポケットやケースへ戻します。

前半終了時と18ホール終了時には、カートの収納部分をすべて確認してください。

昼食後のスタート時間に遅れる

前半が終わると安心し、食事や会話に夢中になって後半のスタート時間へ遅れることがあります。

対策

クラブハウスへ戻ったら、最初に後半のスタート時間を確認しましょう。

後半の10分前には、トイレや飲み物の準備を済ませてカートへ戻ります。

昼食後は身体が固まりやすいため、軽いストレッチも行いましょう。

昼食を食べすぎる

昼食で満腹になると、後半に身体が重くなり、集中力が低下することがあります。

対策

午後のプレーを考え、食べる量を調整しましょう。

水分補給も行います。

アルコールは判断力や運動能力に影響するため、飲む場合は量を控え、車を運転する人は絶対に飲酒しないでください。

水分補給を忘れる

プレーに集中し、喉が渇くまで水分を取らない初心者もいます。

特に夏場は、熱中症につながる危険があります。

冬でも乾燥や運動によって水分は失われます。

対策

喉が渇く前に、少量ずつ定期的に水分を取りましょう。

夏は水分だけでなく、必要に応じて塩分も補給します。

カートに飲み物があるから安心せず、持参した量が十分か確認してください。

後半も前半と同じ飛距離で考える

ラウンド後半は疲労により、ヘッドスピードやミート率が落ちる場合があります。

前半と同じクラブで打っても、ショートすることがあります。

対策

ショートが続いたら、無理に強く振らず、1番手大きいクラブを選びましょう。

クラブを短く持ち、コンパクトに振る方法もあります。

疲労を感じたら、飛距離より方向性と安全を優先してください。

初ラウンドでスコアにこだわりすぎる

最初から100切りや120切りを目標にすると、1ホールの大たたきで焦りやすくなります。

無理なショットや早打ちが増え、ゴルフを楽しめなくなることもあります。

対策

初ラウンドでは、次の目標を優先しましょう。

・安全に18ホールを回る
・ゴルフ場の流れを覚える
・マナーを守る
・プレーファストを意識する
・得意クラブを見つける
・アプローチを1回で乗せる
・次回の練習課題を見つける

スコアは正しく記録しつつ、数字だけで成功や失敗を判断しないようにしてください。

同伴者と自分を比較する

経験者が遠くへ飛ばしたり、パーを取ったりすると、自分も同じようにプレーしたくなります。

しかし、経験や飛距離、得意クラブは人によって異なります。

対策

自分のレベルに合うクラブと狙いを選びましょう。

同伴者がドライバーを使っていても、自分はユーティリティを使って構いません。

同伴者がピンを狙っていても、自分はグリーン中央や手前を狙う方が安全です。

分からないことを聞けない

初心者であることを恥ずかしく感じ、ルールや動き方が分からなくても質問しない方がいます。

しかし、自己判断で進めると、安全やスコアに関わる間違いが起こる可能性があります。

対策

初ラウンドであることを事前に同伴者へ伝えましょう。

分からない場面では、次のように具体的に質問します。

「この場合は何打目になりますか?」

「カートはどこへ動かしますか?」

「このボールは動かしていいですか?」

「どこからドロップしますか?」

聞くことは恥ずかしいことではありません。

正しく安全にプレーするために必要な行動です。

経験者のアドバイスをすべて試す

同伴者から複数の技術的なアドバイスを受けると、すべて意識しようとして身体が動かなくなることがあります。

対策

ラウンド中の技術意識は、一つ程度に絞りましょう。

同伴者から複数の助言を受けた場合は、「今はどれを一番意識すればいいですか」と確認します。

ラウンド中は、技術より安全なクラブ選択やプレー進行について教えてもらう方が役立つ場合があります。

ミスをした後に落ち込み続ける

初ラウンドでは、空振り、OB、池、バンカーなど、多くの失敗を経験する可能性があります。

一つのミスを長く引きずると、次のショットにも影響します。

対策

ミスが出たら、次の3つだけ確認しましょう。

1.ボールはどこにあるか
2.安全に打てる方向はどこか
3.次に使うクラブは何か

原因分析はラウンド後に行います。

コースでは、今できる最も簡単なショットへ集中してください。

写真や動画を撮りすぎる

初ラウンドの記念として、写真や動画を撮りたくなるでしょう。

しかし、毎ショット撮影したり、何度も撮り直したりすると、プレーが遅れます。

対策

撮影は前後の組との間隔に余裕がある場面で行いましょう。

グリーン上や自分の順番で、長時間撮影準備をしないようにします。

他のプレーヤーを撮影する場合は、本人の許可も確認してください。

クラブの置き忘れ

初ラウンドでは複数のクラブを持って移動するため、ウェッジやパターをコースへ置き忘れやすくなります。

対策

使用しないクラブは、グリーンとカートの間へ置きましょう。

ホールアウト後は、クラブを持ったか声に出して確認します。

18ホール終了後は、スタッフへ任せるだけでなく、自分でもクラブの本数を確認してください。

帰宅後に道具をそのままにする

ラウンド後は疲れているため、キャディバッグやシューズを車や玄関へ置いたままにしがちです。

雨や朝露でぬれたまま放置すると、におい、カビ、さびの原因になります。

対策

帰宅後は、次の手入れを行いましょう。

・クラブの汚れと水分を拭く
・グローブを乾かす
・シューズの泥を落とす
・雨具を広げて乾かす
・キャディバッグを風通しのよい場所へ置く
・残ったボールやティーを補充する

次回のラウンドで困らないよう、忘れ物や不足品も確認してください。

初ラウンド後にスコアだけを見る

初ラウンドの合計スコアだけを見て、「自分には才能がない」と考える必要はありません。

最初のラウンドでは、コースでの動き方やルールに慣れていないため、通常より多くの打数がかかります。

対策

スコア以外に、次の内容を振り返りましょう。

・ティーショットがコース内に残った回数
・空振りやチョロの回数
・OBや池の回数
・アプローチで使った打数
・パット数
・得意だったクラブ
・使わなくてもよかったクラブ
・プレー進行で困った場面
・体力が切れた時間
・ルールで分からなかったこと

最も多く打数を使った部分から、次の練習内容を決めましょう。

初ラウンド前に覚えたい7つの対策

すべてを覚えるのが難しい場合は、まず次の7つを意識してください。

1.スタートの1時間前に到着する

受付、着替え、練習を落ち着いて行います。

2.予備のボールをポケットへ入れる

OBやロスト後に、すぐプレーを再開できます。

3.クラブを複数持って移動する

カートへ何度も戻る時間を減らします。

4.自分の順番までに準備する

距離、クラブ、狙いを早めに決めます。

5.ミスの後は安全な場所へ出す

無理に1打を取り返そうとしません。

6.グリーン周りではパターも持つ

アプローチ後に取りへ戻らないようにします。

7.スコアは次のホールで書く

ホールアウト後は、速やかにグリーンを空けます。

この7つを守るだけでも、初ラウンドをスムーズに進めやすくなります。

初ラウンドを成功と考える基準

初ラウンドの成功は、よいスコアを出すことだけではありません。

次のような内容を達成できれば、十分に価値のあるラウンドです。

・安全にプレーできた
・同伴者と楽しく回れた
・前の組へ打ち込まなかった
・危険な方向へ飛んだとき声を出せた
・プレー進行を意識できた
・バンカーやグリーンのマナーを守れた
・得意クラブを見つけられた
・今後の練習課題が分かった
・18ホールを最後まで回れた

初ラウンドは、ゴルフの完成を確認する日ではありません。

これから上達するための最初の実戦経験です。

まとめ

ゴルフ初心者の初ラウンドでは、ショットのミスだけでなく、到着時間、持ち物、クラブの持ち運び、スコアの数え方など、さまざまな失敗が起こります。

しかし、最初からすべてを完璧に行う必要はありません。

重要なのは、安全を守ること、プレーを必要以上に遅らせないこと、同伴者や後続組へ配慮することです。

ゴルフ場へはスタートの1時間前を目安に到着し、予備のボールやティーを準備しましょう。

ラウンド中は、自分の順番が来る前にクラブと狙いを決め、候補となるクラブを複数持って移動します。

林や深いラフでは無理にグリーンを狙わず、安全な場所へ戻すことを優先してください。

グリーン周りではウェッジとパターを一緒に持ち、ホールアウト後は速やかに次のホールへ移動します。

初ラウンドのスコアだけで、上手いか下手かを判断する必要はありません。

ラウンドで見つかった課題を整理し、次の練習へつなげることが大切です。

大阪市生野区のGOLF STUDIO SHADOWでは、初心者の方に向けて、スイングの基礎だけでなく、コースデビュー前の準備、クラブ選択、プレーの進め方、ルールやマナーまで分かりやすくアドバイスしています。

初ラウンドで失敗しないか不安な方や、コースへ出る前に必要な準備を確認したい方も、お気軽にご相談ください。


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