ラウンド前日にやってはいけないゴルフ練習とは?スコアを崩さないための準備をプロが解説
「明日ラウンドだから、今日はしっかり練習しておこう」
「前日に調子を上げてからゴルフ場へ行きたい」
そう考えて、ラウンド前日にいつも以上に練習する方も多いと思います。
もちろん、前日にクラブを握ること自体が悪いわけではありません。
しかし、練習方法によっては、
前日の練習が原因で翌日のラウンドを崩してしまう
ことがあります。
例えば、
前日に突然スイング改造をする。
ドライバーを何十球も全力で振る。
調子が悪いから納得するまで打ち続ける。
こうした練習は、翌日のゴルフに悪影響を与える可能性があります。
ラウンド前日に大切なのは、
「上手くなるための練習」ではなく「明日、自分のゴルフを出すための準備」
です。
今回は、ラウンド前日にやってはいけない練習と、逆におすすめしたい準備についてプロゴルファー目線で解説していきます。
1. 前日に大きなスイング改造をしない
ラウンド前日に一番避けたいのが、
大きなスイング改造
です。
例えば練習場で少しスライスが出たから、
「トップの位置を変えよう」
「グリップを大きく変えよう」
「テークバックを全部変えよう」
といったことを始めるケースです。
もちろん、長期的には必要なスイング修正もあります。
しかし、新しい動きを一日で完全に身につけることは簡単ではありません。
前日にスイングを大きく変えてしまうと、
今までの感覚。
新しい感覚。
この2つが混ざってしまいます。
そして翌日のラウンドで、
「結局どう振ればいいんだろう?」
という状態になる可能性があります。
ラウンド前日は、
スイングを作り直す日ではありません。
大きな修正はラウンド後に行い、前日は今あるスイングで打てる球を確認する程度にしておきましょう。
2. ドライバーを全力で何十球も打たない
ラウンド前日に、
「明日は飛ばしたい」
と思って、ドライバーを全力で振り続ける方もいます。
しかし、これはあまりおすすめしません。
全力スイングを何十回も続けると、
腕。
肩。
腰。
背中。
などに疲労が残る可能性があります。
特に普段あまり練習していない方が、前日だけ突然200球、300球と打つと、翌日に体が重くなることもあります。
また、疲れてくるとスイングも崩れます。
すると、
「今日は全然当たらない」
↓
もっと振る。
↓
さらに当たらない。
という悪循環になることがあります。
前日にドライバーを打つなら、
7〜8割程度の力で、いつもの球筋を確認する
くらいで十分です。
翌日に一番大切なのは、練習場で最大飛距離を出すことではありません。
18ホールを通して安定してスイングできる体を残しておくことです。
3. 調子が悪いからといって打ち続けない
ラウンド前日の練習で、
「今日はなんか当たらない」
という日もあります。
そんなとき、
「明日ラウンドだから、このままでは帰れない」
と思って、良い球が出るまで何百球も打ち続けてしまう方がいます。
しかし、調子が悪い日に無理に答えを探そうとすると、スイングをどんどん変えてしまいます。
グリップを変える。
ボール位置を変える。
テークバックを変える。
体重移動を変える。
その結果、余計に分からなくなってしまうことがあります。
ゴルフでは、
前日に絶好調だから翌日も絶好調とは限りません。
反対に、前日の練習があまり良くなくても、翌日のラウンドで普通に打てることもあります。
前日に調子が悪いときこそ、
小さなスイング。
アプローチ。
短いアイアン。
などに戻して、良い感覚を少し確認したら終わる。
このくらいで大丈夫です。
4. YouTubeを見て新しい動きを試しすぎない
ラウンド前日の夜に、
「ドライバー スライス 直し方」
「アイアン ダフリ 改善」
などを検索して、たくさん動画を見る方もいると思います。
情報を集めること自体は悪くありません。
しかし、翌日にラウンドがある状態で、
動画Aのポイント。
動画Bのポイント。
動画Cのポイント。
をすべて取り入れると、頭の中がいっぱいになってしまいます。
ゴルフスイングは、
意識することが増えれば増えるほど難しくなることがあります。
ラウンド中に、
右肘。
腰。
肩。
頭。
手首。
体重移動。
全部を考えながら振るのは大変です。
前日は、新しい情報を大量に入れるより、
自分が普段意識しているポイントを1つか2つ確認する
くらいがおすすめです。
5. 苦手なクラブだけを集中して練習しない
例えば、
「明日のコースは距離が長いから5番アイアンを打たないと」
と思って、苦手な5番アイアンばかり練習する。
あるいは、
「最近ドライバーが曲がるから」
とドライバーだけを100球打つ。
これも前日の練習としてはあまりおすすめしません。
苦手なクラブを打ち続けてミスが増えると、
明日のラウンドに不安だけを持ち込む
ことがあります。
前日は、
ウェッジ。
ショートアイアン。
ミドルアイアン。
ドライバー。
というように、普段使うクラブを軽く確認する程度で十分です。
苦手なクラブを完璧にする日ではなく、
自分が安心して使えるクラブを確認する日
と考えてみてください。
6. 飛距離を伸ばそうとしない
ラウンド前日に、
「あと10ヤード飛ばしたい」
と思ってスイングスピードを上げる練習をする方もいます。
しかし、飛距離アップは基本的に中長期で取り組むテーマです。
前日に急にヘッドスピードを上げようとすると、
力む。
バランスを崩す。
打点がズレる。
タイミングが変わる。
といった可能性があります。
翌日のラウンドで必要なのは、
昨日より10ヤード飛ばすことではなく、自分のいつもの距離を安定して打つこと
です。
ドライバーが普段220ヤードなら、220ヤードでどうコースを攻略するかを考えればいいのです。
飛距離アップ練習は、ラウンドが終わってからしっかり取り組みましょう。
では、前日は何を練習すればいい?
ここまで「やってはいけないこと」を紹介しましたが、ではラウンド前日はどんな練習がおすすめなのでしょうか?
おすすめは、
確認する練習
です。
例えば、
・グリップを確認する
・アドレスを確認する
・50ヤード前後のアプローチ
・7番アイアンなどで軽いショット
・ドライバーを数球
・パターの距離感
などです。
全部合わせても、普段より少ない球数で十分です。
前日は、
「今日は上手くなるぞ」
ではなく、
「明日使う動きを確認しておこう」
という感覚で練習しましょう。
特におすすめなのがアプローチとパター
ラウンド前日に練習するなら、アプローチやパターはおすすめです。
理由は、フルスイングより体への負担が少なく、翌日のスコアに直結しやすいからです。
例えば、
20ヤード。
30ヤード。
50ヤード。
のアプローチ。
そして、
1メートル。
2メートル。
ロングパット。
などを確認します。
特にパターは、
「入れる」
ことよりも、
距離感と打ち出し方向を確認する
ことを意識してください。
ショートゲームに良い感覚を持ってラウンドへ入れると、多少ショットが悪くてもスコアをまとめやすくなります。
ラウンド前日は「体調管理」も練習の一部
ゴルフの前日は、練習だけではなく体調管理も重要です。
夜遅くまで練習する。
睡眠時間を削る。
疲労が残るほどトレーニングする。
こうしたことは避けた方がいいでしょう。
18ホールのラウンドは、思っている以上に長時間です。
後半になって疲れてくると、
アドレスが雑になる。
集中力が落ちる。
スイングリズムが速くなる。
判断が雑になる。
といったことが起こります。
前日は、
明日の18ホールに体力を残しておく
ことも重要な準備です。
当日の朝に意識すること
ラウンド当日の練習も同じです。
朝の練習場で、
「今日のスイングを完成させよう」
としないことです。
まずウェッジなどで体を動かす。
短いアイアン。
ミドルアイアン。
最後にドライバー。
というように徐々に振り幅を大きくします。
当日の練習で確認したいのは、
今日の球筋
です。
例えば今日は少し右へ飛ぶなら、
ラウンドではその球筋を考えて狙えばいいのです。
朝から無理にスイングを修正して真っすぐにしようとすると、余計に不安定になることがあります。
GOLF STUDIO SHADOWではラウンド前の調整も大切にしています
GOLF STUDIO SHADOWでは、
「明日ラウンドだけど何を練習すればいい?」
「最近調子が悪くてラウンドが不安」
「試合前にスイングを確認したい」
というご相談にも対応しています。
ラウンド直前は、大きなスイング改造よりも、
今のスイングでどういう球が出ているのか。
何を意識すれば安定するのか。
どのクラブが調子いいのか。
などを確認することが重要です。
練習と本番では、目的を変える必要があります。
まとめ|ラウンド前日は「変える」より「整える」
ラウンド前日に避けたいことは、
- 大きなスイング改造をする
- ドライバーを全力で打ち続ける
- 調子が悪いから何百球も打つ
- 新しいスイング情報を大量に取り入れる
- 苦手なクラブだけを練習する
- 急に飛距離アップを目指す
ということです。
逆におすすめなのは、
アドレス。
グリップ。
小さなスイング。
アプローチ。
パター。
いつもの球筋。
を確認することです。
ラウンド前日に一番大切なのは、
新しいスイングを作ることではなく、自分が今持っているゴルフを翌日に出せる状態に整えること。
大阪市生野区周辺で、
「ラウンド前にスイングを確認したい」
「本番になると急に当たらなくなる」
「練習場のショットをコースでも出したい」
という方は、ぜひGOLF STUDIO SHADOWへご相談ください。
ラウンド前日は「もっと上手くしよう」とするより、「明日使えるゴルフを整える」ことを意識してみてください。
記事検索
NEW
-
query_builder 2026/09/22
-
90切り・80切りを目指す人が変えるべき練習方法|スコアの壁を超えるために必要なこと
query_builder 2026/09/21 -
練習しているのにスコアが良くならないのはなぜ?伸び悩むゴルファーに多い原因をプロが解説
query_builder 2026/09/20 -
正しいゴルフスイングとは?実は「形」だけではありません|プロが考える本当に大切なポイント
query_builder 2026/09/19 -
正しいゴルフスイングとは?実は「形」だけではありません|プロが考える本当に大切なポイント
query_builder 2026/09/18
CATEGORY
ARCHIVE
- 2026/0922
- 2026/0830
- 2026/0718
- 2026/0621
- 2026/0525
- 2026/0430
- 2026/038
- 2026/0218
- 2026/0131
- 2025/1223
- 2025/1111
- 2025/108
- 2025/0827
- 2025/073
- 2025/069
- 2025/0522
- 2025/041
- 2025/0227
- 2025/012
- 2024/1225
- 2024/115
- 2024/0815
- 2024/0721
- 2024/0615
- 2024/0512
- 2024/048
- 2024/0310
- 2024/0213
- 2024/0116
- 2023/065
- 2023/0412
- 2022/101
- 2022/093
- 2022/081
- 2022/071
- 2022/051
- 2022/041
- 2022/038
- 2022/025
- 2022/019
- 2021/126
- 2021/116
- 2021/102