ゴルフ初心者はどれくらいのペースで回る?プレーファストの基本を解説
「初心者だからプレーが遅くならないか心配」
「ハーフは何時間で回ればいい?」
「急いで打たないと後ろの組に迷惑がかかる?」
ゴルフ初心者がコースデビューするとき、スコアやマナーと並んで不安になりやすいのがプレーのペースです。
ゴルフ場では、自分たちの組だけでなく、前後に多くの組が順番にプレーしています。
そのため、一つの組が大幅に遅れると、後続する複数の組にも影響します。
ゴルフでは、スムーズな進行を意識することを「プレーファスト」と呼びます。
ただし、プレーファストとは、慌てて走ったり、準備が整っていないまま急いで打ったりすることではありません。
自分の順番が来る前にクラブや狙いを決め、ショット以外の時間を短くすることが基本です。
この記事では、初心者が知っておきたいラウンド時間の目安、プレーが遅くなる原因、スムーズに回るための具体的な行動について分かりやすく解説します。
プレーファストとは?
プレーファストとは、周囲の安全を守りながら、無駄な時間を減らしてスムーズにプレーすることです。
ゴルフでは、一人ずつ順番にボールを打ちながらホールを進みます。
4人で回る場合は、全員がティーショット、セカンドショット、アプローチ、パターを行うため、一人ひとりの準備が少し遅れるだけでも、組全体では大きな時間になります。
プレーファストで重要なのは、ショットを急ぐことではありません。
次のような行動を早めに行うことです。
・自分のボール位置を確認する
・残り距離を測る
・クラブを決める
・グローブを着ける
・狙う方向を確認する
・予備のボールを準備する
・次の移動先を考える
・スコアを適切な場所で記入する
自分の順番になってから、これらの準備を始めないようにしましょう。
ハーフは何時間で回る?
一般的に、9ホールのプレー時間は2時間から2時間15分程度が一つの目安です。
18ホールでは、昼食休憩を除いて4時間から4時間30分程度になります。
ただし、実際のプレー時間は次の条件によって変わります。
・ゴルフ場の混雑状況
・組の人数
・コースの距離
・カートの形式
・アップダウンの多さ
・天候
・前の組の進行
・プレーヤーの技量
・キャディー付きかセルフか
ゴルフ場によっては、ハーフ2時間15分以内などの目安が案内されています。
カートにプレー時間が表示される場合もあるため、確認しながら進めましょう。
遅れているかどうかは前の組との間隔で判断する
自分たちのプレー時間だけでなく、前の組との間隔を見ることも大切です。
前の組がグリーンを終えて次のホールへ移動しているのに、自分たちがまだティーショットを打っていない場合は、間隔が空いている可能性があります。
理想的なのは、前の組に打ち込まない安全な距離を保ちながら、適度についていくことです。
後ろの組が待っているかどうかだけで判断してはいけません。
後続組が見えなくても、前の組との間隔が大きく空いていれば、自分たちの組が進行を遅らせている可能性があります。
初心者だから遅くても仕方ない?
初心者はショット数が多くなりやすいため、経験者より時間がかかる場合があります。
しかし、初心者だから何をしても遅くてよいわけではありません。
ショット数が多くても、準備や移動を早くすれば、十分スムーズに回れます。
反対に、スコアがよい人でも、クラブ選択に時間をかけすぎたり、素振りを何度も繰り返したりすると、プレーが遅くなります。
プレー速度は、ゴルフの上手さだけで決まるものではありません。
初心者でも、次の行動を意識すればスムーズに回れます。
・ボールを多めに持つ
・クラブを数本持って移動する
・自分の順番までに準備する
・ボールの行方を見る
・素振りを減らす
・スコアは次のホールで記入する
・見つからないボールを長く探さない
プレーが遅くなる主な原因
初心者のラウンドで時間がかかる原因は、ショット数だけではありません。
代表的な原因を確認しましょう。
自分のボール位置が分からない
ショット後にボールの行方を見ていないと、広い範囲を探すことになります。
ラフや林へ飛んだ場合は、木、バンカー、看板などの目印を決めておきましょう。
自分の順番になってからクラブを選ぶ
ほかの人が打ち終わってから距離を測り、カートへクラブを取りに行くと時間がかかります。
安全に行動できる範囲で、待っている間に準備を進めましょう。
クラブを1本しか持っていかない
ボールの場所へ行ってから、持ってきたクラブでは距離が合わないことがあります。
候補となるクラブを2本から3本持って移動しましょう。
素振りやアドレスが長い
毎回何度も素振りを行い、構えてから長く止まると、組全体の時間が増えます。
素振りは1回から2回程度にし、構えが決まったらスムーズに打ちましょう。
ボールを長時間探す
見つからないボールをいつまでも探すと、後続組を待たせます。
暫定球を活用し、制限時間を意識してください。
グリーン上でスコアを書く
全員がホールアウトした後もグリーンに残ってスコアを数えると、後続組が打てません。
スコアは次のティーイングエリアへ移動してから記入しましょう。
ショットを打つ前に準備する
プレーファストの基本は、自分の順番が来る前に準備を終えることです。
ティーショットでは、次の物を事前に用意します。
・使用するクラブ
・ボール
・ティー
・グローブ
・狙う方向
セカンドショット以降では、次の内容を確認します。
・自分のボール位置
・残り距離
・風向き
・ボールのライ
・使用するクラブ
・安全に狙える方向
ほかの人が打つときは静かに待つ必要がありますが、視界や安全を妨げない範囲で準備を進められます。
レディーゴルフを活用する
ゴルフでは、基本的にカップから遠い人から打ちます。
しかし、安全が確保され、準備ができている場合は、順番にこだわらず先に打つ「レディーゴルフ」という考え方があります。
例えば、カップから遠い人がクラブを取りに行っている間に、近い人が安全に打てる場合があります。
ただし、勝手に打つと危険です。
同伴者へ「先に打ちます」と声をかけ、前方や周囲に人がいないことを確認してください。
競技ではプレー順に関する規則や条件がある場合もあるため、通常のプライベートラウンドと分けて考えましょう。
ティーショットの準備を早くする
ティーイングエリアへ到着したら、前の組との距離を確認しながら準備します。
自分の番になってから、次のことを始めないようにしましょう。
・どのクラブを使うか相談する
・ボールをキャディバッグから探す
・ティーの高さを何度も調整する
・グローブを着ける
・距離計を取り出す
・写真や動画を撮影する
前の組がまだ近い場合は待つ必要がありますが、その時間を準備に使えます。
打てる状態になったら、速やかにショットへ入りましょう。
同伴者のボールも見る
自分のショットだけでなく、同伴者のボールの行方も可能な範囲で確認しましょう。
全員でボールを見ていれば、ラフや林へ飛んだ場合も見つけやすくなります。
特に、逆光、打ち下ろし、左右が見えにくいホールでは、複数人で確認することが有効です。
ボールが見えなくなった地点を覚え、目印を共有しましょう。
ただし、ショットを打つ人の近くや危険な位置に立たないよう注意してください。
暫定球を早めに打つ
ボールがOBや紛失の可能性がある場合は、暫定球を打つことで元の場所へ戻る時間を防げます。
暫定球を打つ前には、同伴者へ明確に宣言します。
最初のボールが見つかれば、そのボールでプレーを続けます。
見つからなければ、ルールに従って暫定球を使用します。
「多分見つかるだろう」と考えて暫定球を打たず、現地で見つからなかった場合は、進行へ大きく影響します。
予備のボールをポケットへ入れておく
初心者は、OB、池、ロストボールが起こる可能性があります。
ボールをなくすたびにカートやキャディバッグへ取りに戻ると時間がかかります。
予備のボールを2個程度ポケットへ入れておきましょう。
ただし、複数のボールを持っている場合は、プレー中のボールを識別できるようにします。
ブランド、番号、印などを確認し、自分がどのボールでプレーしているか把握してください。
クラブは2本から3本持って移動する
カートからボールまで距離がある場合は、使用する可能性のあるクラブを複数本持って向かいます。
例えば、残り距離が150ヤード前後なら、6番、7番、8番アイアンを持つ方法があります。
ラフや傾斜では、実際にボールの状態を見るまで適切なクラブが分からないことがあります。
また、グリーン周りへ向かう場合は、ウェッジとパターを一緒に持ちましょう。
必要なクラブをまとめて持つことで、カートへ戻る回数を減らせます。
ボールの反対側へカートを進めすぎない
セルフプレーでは、カートの位置も進行へ影響します。
組の一人が後方で打つ必要があるのに、カートを大きく前へ進めると、クラブを取りに戻れなくなることがあります。
全員のボール位置を確認しながら移動しましょう。
一方、全員がグリーン付近へ進んでいるのに、カートを後方へ置いたままにすると、ホールアウト後の移動が遅れます。
組全体の位置を見ながら、次の移動を考えることが大切です。
リモコンカートは早めに動かす
リモコン式のカートでは、全員がグリーンへ向かっている間に、カートを次の停止位置へ進められます。
ただし、カートの進路や前方の人を確認し、安全に操作してください。
カートを動かすことに集中して、同伴者のショット中に音を出したり、ボールの行方を見失ったりしないよう注意しましょう。
ゴルフ場ごとのカート運用ルールを守ることが最優先です。
素振りは1回から2回で十分
素振りは、身体の動きやショットのイメージを確認するために行います。
しかし、毎回4回、5回と繰り返すと時間がかかるだけでなく、疲労や迷いにもつながります。
基本的には、1回から2回程度でリズムを確認すれば十分です。
次の点を意識しましょう。
・素振りの目的を決める
・本番と同じテンポで振る
・地面を何度も強くたたかない
・同伴者の近くで振らない
・素振り後は速やかに構える
安心するまで何度も振るのではなく、決めた回数でショットへ入りましょう。
アドレス後に長く止まらない
ボールへ構えた後に考え続けると、身体が固まりやすくなります。
クラブ、狙い、スイングのイメージは、アドレスへ入る前に決めましょう。
構えた後は、目標を確認し、自然なタイミングでスイングを始めます。
不安になった場合は、長く構え続けるのではなく、一度アドレスを解いて仕切り直しましょう。
毎回長時間止まるより、短いルーティンを一定に行う方が、ショットも進行も安定しやすくなります。
ミスの後にその場で打ち直さない
コースでミスショットが出ても、練習のために同じ場所からもう一球打ってはいけません。
ルール上必要な打ち直しや、同伴者全員で決めた特別な状況を除き、プレー中のボールで進めます。
後続組が見えなくても、勝手に練習球を打つことは避けましょう。
プレー進行だけでなく、安全やコース保護にも関わります。
ミスの原因は、ラウンド後に練習場で確認してください。
難しい場所では早めに安全な処置を選ぶ
林、深いラフ、木の根元などで無理なショットを何度も繰り返すと、スコアだけでなく時間も大きく失います。
難しい場所では、次のような判断を行いましょう。
・林から横へ出す
・深いラフでは短いクラブを使う
・木の根元ではアンプレヤブルを検討する
・バンカーでは広い方向へ出す
・池へ入ったら速やかに救済処置を行う
無理なショットを成功させようとするより、通常のプレーへ戻すことが重要です。
初心者向けの特別ルールを事前に決める
仲間内の気軽なラウンドでは、初心者がスムーズにプレーできるよう、独自の進行方法を決める場合があります。
例えば、次のような方法です。
・一定打数でボールを拾う
・難しい場所から安全な位置へ移動する
・短いパットをOKにする
・前進ティーを使用する
・バンカーで一定回数失敗したら外へ出す
ただし、これらは正式なルールとは異なる場合があります。
使用する場合は、スタート前に同伴者全員で内容を確認してください。
競技や正式なスコアを提出するラウンドでは、定められたルールに従います。
最大打数を決める方法
初心者が何度打ってもホールアウトできない場合、進行が大幅に遅れることがあります。
プライベートラウンドでは、パーの3倍などを上限としてボールを拾う方法があります。
例えば、パー4なら12打を上限とする考え方です。
スコアカードには、実際に合意した方法で記録します。
ただし、正式なストロークプレーでは、原則としてホールアウトが必要です。
初心者向けの進行方法として使用する場合は、あくまで仲間内のルールとして扱いましょう。
グリーン周りでは次のクラブも持つ
グリーン近くへ行く際は、ウェッジだけでなくパターも持っていきます。
バンカーへ入っている場合は、サンドウェッジ、パター、必要に応じてレーキを持ちます。
アプローチ後にグリーンへ乗ったのを確認してからパターを取りに戻ると時間がかかります。
また、使用しないクラブは、グリーンとカートの間に置きましょう。
ホールアウト後に通る場所へ置けば、回収しやすくなります。
パッティングラインを事前に確認する
自分の番になってから初めてグリーンを一周し、傾斜を読み始めると時間がかかります。
同伴者が打っている間に、安全とマナーへ配慮しながら自分のラインを確認しましょう。
見るポイントは次のとおりです。
・上りか下りか
・左右どちらへ曲がるか
・ボールとカップまでの距離
・ほかの人のボールの転がり方
ただし、パッティング中の人の視界へ入ったり、ラインを踏んだりしないよう注意してください。
パットが終わった人ができること
先にホールアウトした人は、静かに待つだけでなく、状況に応じて次の準備を行えます。
・自分のクラブを回収する
・忘れ物がないか確認する
・カートの方向を確認する
・同伴者のクラブを邪魔にならない場所へまとめる
・次のホールへの動線を空ける
ただし、同伴者がパッティングしている最中に大きく動いたり、音を出したりしてはいけません。
プレーを妨げない範囲で行動しましょう。
スコアはグリーン上で書かない
全員がホールアウトした後は、速やかにグリーンを離れます。
スコアを確認するためにグリーン上やグリーン横で立ち止まると、後続組が打てません。
スコアは次のティーイングエリアへ移動してから記入します。
次のホールで自分の打順まで時間がある人が、スコアを記入するとスムーズです。
打数を忘れそうな場合は、移動しながら頭の中で整理しておきましょう。
カップイン後の会話は次のホールで行う
よいパットや珍しいミスが出ると、その場で長く話したくなることがあります。
しかし、グリーンは後続組が狙う場所です。
感想やスコアの確認は、次のティーイングエリアへ移動してから行いましょう。
写真撮影も同様です。
後続組が近い場合はグリーン上での撮影を避け、プレー進行を優先してください。
ハーフ終了後も速やかに動く
前半9ホールが終了したら、カートを指定場所へ戻し、後半のスタート時間を確認します。
昼食休憩では、レストランへ移動する前に次の点を確認しましょう。
・後半スタート時間
・スタートコース
・飲み物の残量
・必要な着替え
・トイレ
・ロッカーへ戻る必要があるか
後半のスタート時間ぎりぎりまで食事や会話を続けず、10分前にはカートへ戻ることが大切です。
写真や動画撮影は進行を妨げない範囲で行う
ラウンド中に写真や動画を撮影する方も増えています。
撮影自体が禁止されていなくても、プレーを遅らせたり、ほかの組を映したりしないよう配慮が必要です。
次の点に注意しましょう。
・自分の順番で撮影準備を始めない
・撮り直しを何度も行わない
・グリーン上で長時間撮影しない
・後続組が待っている場合は撮影しない
・ほかのプレーヤーの許可を得る
・ゴルフ場の撮影ルールを確認する
撮影を優先してプレーが遅れることのないようにしてください。
練習スイングを減らしても雑に打つ必要はない
プレーファストを意識すると、「早く打たなければ」と焦る方がいます。
しかし、焦って準備を省略すると、ミスが増えて結果的に時間がかかります。
必要なルーティンは保ちつつ、無駄な動きを減らしましょう。
例えば、次のようにします。
1.移動中に状況を確認する
2.ボールの後ろで狙いを決める
3.素振りを1回する
4.アドレスへ入る
5.目標を確認して打つ
準備を早く行い、ショットは落ち着いて行うことが理想です。
走る必要はない
プレーが遅れているからといって、コース内を走るのは危険です。
芝、傾斜、カート道、雨、霜などによって足元が滑る可能性があります。
クラブを持ったまま走ると、転倒した際に大きなけがにつながります。
走る代わりに、次の行動を改善しましょう。
・クラブを多めに持つ
・歩きながら次のショットを考える
・素振りを減らす
・ボール探しを早めに切り上げる
・カート移動を効率化する
・スコア記入の場所を変える
プレーファストは、安全を損なってまで急ぐことではありません。
前の組が遅い場合はどうする?
前の組が詰まっている場合、自分たちだけ急いでも先へ進めません。
前方が空くまで、安全な位置で待ちましょう。
待ち時間には、次の準備を行えます。
・クラブを決める
・風向きを確認する
・ボールやティーを準備する
・水分補給をする
・次の狙いを確認する
前の組を大声で急かしたり、近い距離から打ったりしてはいけません。
打ち込みは重大な事故につながります。
大幅な遅れが続く場合は、自分たちで直接注意するのではなく、ゴルフ場スタッフへ相談しましょう。
後ろの組を先に行かせるべき?
自分たちの前が空いており、後続組が何度も待っている場合は、状況によって先に行ってもらう方法があります。
ただし、ゴルフ場の混雑状況や進行管理によっては、勝手に順番を入れ替えない方がよい場合もあります。
マーシャルやスタッフがいる場合は、指示に従いましょう。
前の組も詰まっているなら、後ろの組を先へ行かせても状況は改善しません。
まずは自分たちの前方が空いているか確認してください。
マーシャルとは?
マーシャルとは、コース内を巡回し、プレー進行や安全を確認するゴルフ場スタッフです。
進行が遅れている組に対して、ペースを上げるよう案内することがあります。
マーシャルから声をかけられた場合は、怒られたと考えるのではなく、組全体で進行方法を見直しましょう。
・前の組との間隔を縮める
・レディーゴルフを行う
・クラブを複数持つ
・ボール探しを短くする
・素振りを減らす
・グリーンから早く移動する
案内に従い、安全にプレーを進めてください。
4人全員で協力する
プレーファストは、一人だけが頑張ればよいものではありません。
同じ組の全員が協力することが重要です。
例えば、次のように役割を分けられます。
・近い人がカートを動かす
・余裕のある人がボール探しを手伝う
・先に上がった人がクラブをまとめる
・全員でボールの行方を見る
・後半の時間を誰かが確認する
一人がカート運転や進行管理をすべて担当すると、本人のプレーに負担がかかります。
組全体を見ながら、できる人が自然に協力しましょう。
経験者が初心者をサポートするときの注意点
初心者と回る経験者は、スイングを細かく教えることより、プレーの流れを案内するとスムーズです。
例えば、次のように声をかけます。
・次はこのクラブも持っていこう
・予備のボールを入れておこう
・パターも一緒に持っていこう
・スコアは次のホールで書こう
・このボールは暫定球を打っておこう
・ここは安全に横へ出そう
初心者を急かしたり、ミスを責めたりすると、焦ってさらにミスが増える可能性があります。
安全な行動と準備方法を簡潔に伝えましょう。
初心者が事前に練習しておきたいこと
プレーをスムーズにするためには、ショット技術だけでなく、ラウンドを想定した練習が役立ちます。
1球ごとにクラブを変える
ドライバー、アイアン、ウェッジとクラブを変え、本番と同じように準備します。
ルーティンを短くする
ボールの後ろで目標を確認し、素振り1回で打つ練習を行います。
7割のスイングを覚える
全力で振るより、方向性とバランスを優先します。
アプローチを1回で乗せる
ピンへ寄せることより、グリーンへ安全に乗せる練習をします。
パターの距離感を練習する
長いパットを次に入れやすい距離へ寄せることで、3パットや時間を減らせます。
ラウンド前に同伴者へ初心者だと伝える
コース経験が少ない場合は、スタート前に同伴者へ伝えておきましょう。
「まだラウンドに慣れていないので、進行で気づいたことがあれば教えてください」と伝えると、サポートを受けやすくなります。
分からないまま自己判断するより、早めに確認する方がスムーズです。
ただし、すべてを同伴者に任せず、基本的な持ち物やマナーは自分でも準備しておきましょう。
初心者が持っておきたい物
プレーを止めずに進めるため、次の物を準備しましょう。
・ボールを多めに用意する
・ロングティー
・ショートティー
・予備のグローブ
・ボールマーカー
・グリーンフォーク
・小さなタオル
・飲み物
・距離計または距離表示を確認する手段
・雨具
よく使う物は、すぐ取り出せるポケットへ入れておきます。
キャディバッグの奥に入れていると、毎回探すことになります。
初心者が最初に覚えたい7つの行動
プレーファストのすべてを一度に覚えるのが難しい場合は、次の7つを意識してください。
1.自分のボールを最後まで見る
目印を決め、探す時間を短くします。
2.自分の順番までにクラブを決める
残り距離やライを早めに確認します。
3.クラブを数本持って移動する
カートへ何度も戻らないようにします。
4.予備のボールを持つ
OBやロストの後にすぐプレーを再開します。
5.素振りは1回から2回にする
長いルーティンを避けます。
6.グリーン周りではパターも持つ
クラブを取りに戻る時間を減らします。
7.スコアは次のティーで書く
ホールアウト後は速やかにグリーンを空けます。
この7つを実践するだけでも、プレー時間を大きく短縮できます。
プレーファストとスコアアップは関係している
スムーズにプレーすることは、周囲への配慮だけでなく、自分のスコアにもよい影響を与える可能性があります。
準備を早めに行えば、ショット直前に慌てる必要がありません。
クラブを複数持っていけば、ライに合ったクラブを選べます。
短いルーティンが一定になれば、考えすぎや力みを減らしやすくなります。
また、前のミスについて長く考える時間が減り、次のショットへ集中できます。
プレーファストとは、雑に打つことではなく、迷いと無駄を減らすことです。
ラウンド後に進行を振り返る
ラウンド後は、スコアだけでなく、プレーの進め方も振り返りましょう。
確認したい項目は次のとおりです。
・ハーフに何時間かかったか
・前の組と間隔が空いた場面
・クラブを取りに戻った回数
・ボール探しに時間がかかった回数
・暫定球を打つべきだった場面
・グリーン周りへパターを忘れた回数
・素振りが多くなった場面
・後半スタートへ余裕を持って戻れたか
原因が分かれば、次回は持ち物や行動を改善できます。
まとめ
ゴルフのプレーファストとは、慌ててショットを打つことではなく、準備と移動を効率よく行い、無駄な時間を減らすことです。
9ホールは2時間から2時間15分程度が一つの目安ですが、ゴルフ場や混雑状況によって変わります。
時間だけでなく、前の組との間隔も確認しながらプレーしましょう。
初心者はショット数が多くても、自分の順番までにクラブを決め、複数のクラブを持って移動すれば、スムーズに回れます。
また、ボールの行方を最後まで確認し、見つからない可能性がある場合は暫定球を活用してください。
グリーン周りではウェッジとパターを一緒に持ち、ホールアウト後は速やかに次のホールへ移動します。
スコアの記入はグリーン上ではなく、次のティーイングエリアで行いましょう。
大阪市生野区のGOLF STUDIO SHADOWでは、スイングレッスンだけでなく、コースデビュー前の準備、プレーの進め方、クラブの持ち運び、初心者向けのラウンドマナーについても分かりやすくアドバイスしています。
初ラウンドで周囲へ迷惑をかけないか不安な方や、プレーが遅いと言われた経験がある方も、お気軽にご相談ください。
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